日本協会は25日、W杯アジア最終予選タイ戦(28日、埼玉)に臨む日本代表からMF今野泰幸(34=G大阪)ら3選手が離脱すると発表した。左脚負傷のFW大迫と右足親指骨折のMF高萩も離脱し、川崎フロンターレのFW小林と浦和レッズMF遠藤が追加招集された。この日はさいたま市内で練習を行った。

 FW小林が、左脚負傷で離脱したFW大迫に代わって追加招集された。川崎市内での練習を途中で切り上げ代表に合流、ジョギングなど軽めの調整を行った。ハリルホジッチ監督からは「真ん中をやることを意識してくれ」と1トップでの起用を示唆された。「右でも真ん中でもできるのが自分の強み」と前向きだ。

 代表のFW陣では唯一のJリーガーで「順番的には一番下だと思う。でも、予期していない時こそ出番が回ってくることもある。試合に絡めるよう準備したい」と気持ちを引き締めた。今季目標にリーグ得点王と代表での得点を掲げる。Jリーグでは開幕から2戦連発し波に乗っており、JリーガーFWの意地を見せる。