W杯ロシア大会アジア最終予選タイ戦(28日、埼玉)に臨む日本代表は26日、午後5時半ごろからさいたま市内で非公開練習を行った。

 負傷者の代役レースではMF倉田が1歩リードしている。W杯予選では初となる先発案もあり「攻撃の部分も求められると思う。自分で仕掛けることも、周りを生かすことも積極的にやれたら」と力を込めた。ボランチの他に攻撃的MFやトップ下、FWなどをこなせる器用さが武器で「どこで出てもやれる自信はある」。MF山口とはセレッソ大阪時代の11年に一緒にプレーし、連係に不安はない。ガンバ大阪で同僚の今野からは「俺の分まで頑張って」と直接エールを受けた。「長谷部さんが抜けてもみんなでカバーできた。今度は今ちゃん(今野)の分をカバーしたい」と意欲十分だった。これまで先発は国内組で臨んだ15年東アジア杯の1試合のみ。このチャンスをつかみ取る。