W杯アジア最終予選に臨むサッカー日本代表が27日、関東近郊で28日のタイ戦(埼玉スタジアム)に向け非公開で調整を行った。離脱したFW大迫に代わり、1トップが有力なFW岡崎慎司(30=レスター)は「迫力を持ってゴール前に入るのが自分の持ち味。自分にはゴールしか求められていない。そこに強い思いを持ってやっていきたい」と得点への意欲を口にした。

 FW久保ら若手の台頭もあり、直近4試合は先発から外れている。だが、ベンチで大迫のポストプレーを見て参考にしたという。代表でのポジション争いに「FWはみんなが調子よくて、他の選手の参考になるプレーもいっぱいある。そこを吸収して、さらにポジションを奪い合っていくことが楽しい」と話す。レスターでは2月から先発を奪還し「チームでも出ているしコンディションも体調もすごくいい」と自信を口にする。負けられないタイの試合で、足踏みしていた代表通算50得点を狙う。