なでしこジャパン高倉麻子監督(48)が、国内初戦戦を白星で飾った。昨年4月に就任した高倉監督率いる日本代表(FIFAランク6位)が、コスタリカ代表(同30位)を3-0で下した。

 観戦した日本協会の田嶋会長は、集まった8824人の観衆に感謝した。新生なでしこの船出であるとともに、復興支援マッチとして開催しただけに「熊本が元気だということを世界に発信することができた」と喜んだ。試合内容については「まだまだ。でも、19年W杯、20年東京五輪へと続く中で、若い選手が経験を積む時間が必要。いい方向に向かっている」と、今後への期待を口にした。