タイ協会は26日、新しい代表監督にセルビア人のミロバン・ラエバツ氏が就任すると発表した。

 10年W杯南アフリカ大会でガーナを率い8強入りした実績を持ち、カタール代表監督としてアジアも知っている。

 監督の最終候補には、日本協会の前技術委員長でナショナルチームダイレクターも務めた霜田正浩氏も挙がっていた。霜田氏は19日にバンコクで同国協会の幹部による面接を終えていた。

 長く日本代表を支えザッケローニ、アギーレ、ハリルホジッチ監督の招請に力を発揮した人物。そのネットワークとW杯とアジアでの戦いを知り、タイが目指す日本を知り尽くす点も高く評価されていたようだが、今回の就任はならなかった。