20日に開幕するU-20(20歳以下)W杯韓国大会の日本代表メンバーが2日、日本協会から発表された。

 好調のMF堂安律が優勝を目標に掲げた。エース候補として「先輩方が作った最高記録を超えて帰ってきます」と99年の準優勝超えを宣言。今大会の出場権が懸かった昨年のU-19アジア選手権でMVPを獲得し、昨季のアジア年間最優秀ユース選手を受賞。そこから成長を遂げ、日本を引っ張っていく覚悟を見せた。

 所属のG大阪では公式戦ここ3試合で4得点。FWとして起用され、ゴールへの嗅覚は高まってきた。「日本のサッカーを存分に発揮できるように頑張りたい。自分自身が世界でどれだけ通用するのか。力を発揮してきたい」。高3でプロになり、2年目。今年はクラブでMF遠藤らベテランにも遠慮をやめ、パスを要求するようになった。全てはU-20W杯で結果を残すため。世界を相手にゴールで一皮むけた堂安を証明する。