女子初の国際大会で快挙を達成した。日本がスペインなどで構成されたIBSA選抜に勝利し、初優勝した。

エースの菊島宙(そら、14)が決勝ゴールを決めた。「決勝戦ではなかなか点が取れなくて悔しいと思っていたけど、最後に取れてとってもうれしかったです。うれしくてたまりません」と喜んだ。このゴールは大会最多の6点目となった。

 予選は日本を含む、英国・ギリシャ選抜、ロシア・カナダ選抜、IBSA選抜の4チームで総当たりのリーグ戦を行った。日本は3戦全勝の予選1位で決勝に進出した。村上重雄監督は「初の女子国際大会で勝利することができて、心からうれしい。だが、ここからがスタート。さらにトレーニングを重ねて世界一を守っていきたいです」とコメントした。

 日本代表は4月に結成。同29~30日に都内で強化合宿を行い、3日に現地入りした。4~5日に出場国と合同トレーニングを経て、大会に臨んだ。