サッカーU-20(20歳以下)W杯韓国大会(20日開幕)に出場する日本代表は11日、静岡県内で国内最後の合宿をスタートさせた。

 昼すぎに集合し、午後4時ごろから約1時間の練習を行った。7対7のミニゲームではMF堂安律(ガンバ大阪)が鮮やかなゴール。ゴール正面でパスを受けたFW久保建英(FC東京ユース)が左足裏ワンタッチで背後に流すトリッキーなつなぎを見せると、走り込んだ堂安が左足ダイレクトでゴール左上へ。流れるような連係を見せた。初選出から約半年がたった久保は「(このチームでは)最後の合宿になる。1日1日が勝負になるので、しっかりコンディションを整えたい」と話した。

 10日のルヴァン杯でフル出場したエースFW小川航基(ジュビロ磐田)ら数名の選手はランニング中心の別メニューをこなした。本大会を目前にし、小川は「ゴールでチームが盛り上がる。そのことを意識して役割をまっとうしたい」と意気込みを語った。

 今後は16日まで合宿を行い、17日に韓国入りする予定。初戦は21日の南アフリカ戦。