東京五輪に向けた強化の一環、サッカーのU-20(20歳以下)日本代表候補のトレーニングキャンプ最終日は13日、大阪・舞洲で米国と練習試合を行った。後半2分にMF黒川淳史(19=大宮)が先制ゴール。しかしその後2失点で逆転負けした。

 影山雅永監督(49)は「負けたのは自分の責任だが、貴重な負け。苦しいながら耐えて、貴重な90分だった」と評価。U-20日本代表から漏れたほぼ無名な選手だったが、試合後はロッカー室で「5日間おもしろかった。ありがとうな」と声をかけたという。ゴールを決めた黒川も「(大宮)アルディージャでも結果が出ていなくて、このゴールをきっかけにチームの力になれれば」と前を向いた。