サッカーU-20(20歳以下)W杯韓国大会(20日開幕)に向けて静岡合宿中の日本代表は14日、午前中に約1時間の練習を行った。

 15日に、同大会に出場するU-20ホンジュラス代表と国際親善試合を行う。大会前最後となる実戦を前に、この日は試合形式で連係を確認した。2トップにははじめにFW小川航基(磐田)とFW岩崎悠人(京都)が入った。この合宿では初めてそろってプレー。

 小川は「ずっとやっているのでわかっている」と、短い練習時間でも揺るがない自信を口にした。両サイドにはMF三好康児(川崎F)とMF堂安律(G大阪)。MF坂井大将主将(大分)とMF市丸瑞希(G大阪)がボランチに入り、最終ラインには左から初瀬亮(G大阪)、中山雄太(柏)、冨安健洋(福岡)、舩木翔(C大阪)と並んだ。GKは小島亨介(早大)が務めた。

 その後は岩崎に変わって15歳のFW久保建英(東京ユース)が入るなど、複数の組み合わせを試した。長くエースとしてチームを引っ張ってきた小川は「自分のゴールでチームが勝てることが理想。大会前の大事な試合になる。結果と内容を求めたい」と気合十分に語った。