サッカーU-20(20歳以下)W杯韓国大会に出場している日本代表は22日、午前中に水原市内で約1時間半の練習を行った。

 日本は5大会ぶりの出場。21日の初戦で南アフリカに2-1で逆転勝利を収めた。先発メンバー11人と後半途中から出場したFW久保建英(15=東京ユース)は宿舎で体力回復のメニューをこなし、それ以外の9人が報道陣に公開された練習に姿を見せた。気温28度と暑い中でハーフコートで3対3のボール回しを繰り返すなど、強度が高い練習で汗を流した。

 内山監督が「全員が、誰を起用するか悩む選手」と話すよう、南アフリカ戦ではプレー時間に恵まれなかった選手も、いつ出番が訪れてもおかしくない。FW高木彰人(G大阪)は「出場時間にはこだわっていない。きた時間で結果を出せるように頑張りたい」と笑顔で汗をぬぐった。大会が始まっても、ポジション争いの競争が続いている。