W杯アジア最終予選イラク戦(6月13日)に向けた日本代表合宿2日目は29日、千葉県内で2部練習を行い、FW乾貴士(28=エイバル)が右足首痛を再発させ、午後練習の途中で切り上げた。21日のバルセロナ戦で痛めた箇所で、不安を残す形となった。

 FW乾が午後のボール回しの途中で突然、足を気にして練習を外れた。近づいてきたハリルホジッチ監督に右足首を指さされながら話すと、他の選手とは別に約5分ランニング。その後、トレーナーからストレッチを受け、コメントを残さず1番に練習場を去った。広報担当によると右足首痛を再発した。前日28日は走り込み中心に全メニューをこなし「ただの捻挫。普通に走れたし、問題なくできていると思う。多少痛くても、やりたいと思っている」と話していたが、今後に不安を残した。