U-23(23歳以下)アジア選手権予選J組で2位となり、来年1月に中国で開催される本大会出場を決めたU-20日本代表が24日、カンボジアから成田空港着の航空機で帰国した。

 23日の第3戦でU-22中国代表に1-2で敗れ、2勝1敗の勝ち点6となったが、全10組の2位の中で、上位6カ国以内が確定した。内山篤監督(58)は「最低限の目標は達成できた。中国戦は、最近では最悪な前半でしたね。引き分け以上で本大会(J組1位)が決まるというアプローチの部分で僕自身も反省です。もっと上のレベルだったら、もっとやられてしまう。選手たちも感じていると思う」と振り返った。

 それでも、同行した日本協会の西野朗技術委員長(62)は「全体を見ても、中国との力差は感じていない。落とし穴に入ってしまったような前半でした。中国戦はこういう結果でしたけれど、逆に良かったと思う」と評価。反省を糧に、Jリーグなどでの今後の成長を願った。内山監督の去就に関しては「すべて、これからです。(A代表)W杯予選が終わってから。それが最大の(もの)なので」と明言は避けた。

 本大会は来年1月9日~27日に中国で開催される。日本協会は直前の今年12月にタイで行われる招待試合に参加することも検討している。