東アジアE-1選手権で韓国との初戦に3-2で勝った女子の日本代表「なでしこジャパン」は、11日午後6時55分から千葉・フクダ電子アリーナで第2戦の中国戦に臨む。10日は千葉県内で約1時間半、調整した。紅白戦では韓国戦の先発から4人を入れ替え、猶本(浦和)や隅田(日テレ)で中盤を厚くした布陣を試した。

 紅白戦では、韓国戦で出場機会のなかった猶本や隅田が主力組でプレー。前列に4人が並ぶ中盤の内側で阪口(日テレ)と組むインサイドハーフに入った猶本は「たくさんボールに触ってリズムをもたらす」と意気込んだ。高倉監督は「調子の良さそうな選手を積極的に使っていきたい」と言い、中国の高さや前への推進力を警戒。中盤の底に入ると見込まれる21歳の隅田は「(チームの)バランスを取るには、自分が主導権を取ればうまくいくと思う」とイメージした。