東アジアE-1選手権で優勝に王手を掛けた男子の日本代表が14日、韓国との最終戦(16日、味スタ)に向け、都内で練習した。

 2連勝、勝ち点6の日本と1勝1分け、同4の韓国の優勝を争うガチンコ勝負。隣国の永遠のライバル対決、日韓戦が東アジア王座を掛けた注目の一戦となる。

 ともに来年のW杯ロシア大会に向け、タイトルを手にし、弾みをつけたいところ。絶対に負けられない戦いを前に、互いに国内組での編成ではあるが、日韓戦特有の臨戦ムードも漂ってきた。

 14日の日本の練習には韓国メディアも10人超がやって来た。別メニューのFW伊東の状態などを熱心に見つめ、取材していた。

 当初、15分だけ公開し、その後は非公開だったハリルジャパンの練習は、韓国メディアの来場にもかかわらずフルオープンに変更された。

 2連勝と好調で、いつになく明るく、充実したムードのハリルジャパン。戦術の詰めを行わなかったこともあるが、堂々とそして相手を過剰に意識することもなくいつも通り、しっかりメニューをこなした。