全3試合に出場したMF井手口陽介(21=G大阪)は、大量失点での敗戦に悔しさをにじませた。「どう相手の攻撃をかわすかっていうのが最後までできなかった。チームとしてブロックを敷いてやるとか、極端にもっと前からいくというのが、どっちにしろ中途半端やったので、やられたのかなと思います。意思統一はしていましたけど、なかなかうまくいかなかった」と振り返った。

 井手口自身も相手の激しいマークに遭い、「個人的にはやりづらかったかなとは思います。(韓国は)組織的にしっかりしたチームだった。やっぱり真ん中だけじゃ崩せないし、監督の要求してる前、前っていうのを素直にやりすぎていて、もっとピッチ内では自由にできればよりいい形はできたと思いますね」と唇をかんだ。

 今冬にはイングランド2部リーズに移籍予定。来季に向けて問われると笑みをみせ「とりあえず休みたいです」と多くは語らなかった。