18年の日本代表年間スケジュール発表が18日、東京・本郷のJFAハウスで行われた。バヒド・ハリルホジッチ監督(65)が指揮する男子A代表は、W杯ロシア大会に向けて3月に海外遠征2試合、5月30日にキリンチャレンジ杯(日産ス)1試合を実施。事前合宿でもテストマッチを予定しており、6月19日の1次リーグ初戦コロンビア戦(サランスク)へ強化を進めていく。

 2日前の東アジアE-1選手権・韓国戦で1-4の惨敗を喫したタイミング。日本協会の田嶋幸三会長は「来年のW杯では今まで以上の成績を残せるよう、ハリルホジッチ監督をサポートし、全面的に協力していくことを、ここでお伝え申し上げます」と支援を約束した。

 代表チームの強化をつかさどる西野朗技術委員長も「先日の韓国との最終戦は非常に残念な結果になってしまった」とした上で「来年、それをW杯で取り返していく準備をしていかなければいけない」と力を込めた。

 最後にハリルホジッチ監督も登壇し「来年のW杯は地球規模のイベント。最も大きく、最も美しく、同時に最も危険な大会です。そこに日本は参加します。しっかり準備しないといけけない」と抱負を語った。

 そして東アジアE-1の韓国戦に触れ「試合の後、あまり眠ることができませんでした。自宅のリビングで試合のことをずっと考えていました。私は指導者になってから、4失点して、こんなに差をつけられてホームで負けたことがなかった。あのメンバーが(国内組だけでフルの)A代表でなかったとしても、A代表の候補がいるチームで、できるだけ準備をして挑もうとしました。しかし本日、協会に来ますと、たくさんの批判記事が出ていたと聞きました。以前、同僚として各カテゴリーの日本代表の指導者をしていた人からも批判があったと聞きました。それを聞くと、より意欲的に続けたいなと思います」と、引き続きA代表を指揮すると口に出して強調した。