ベルギー遠征(3月23日マリ戦、27日ウクライナ戦)に臨むサッカー日本代表に選ばれた川崎フロンターレのFW小林悠(30)MF大島僚太(25)DF車屋紳太郎(25)が19日、羽田空港から出発した。

 前日夜に名古屋でリーグ戦を戦っており、同日深夜の国内組の出発には間に合わず。3人とスタッフ数人での出国となった。

 小林は「最後のチャンスになる」とW杯(ワールドカップ)本大会メンバー入りへ意気込み「ゴールやアシストもそうですし、点に絡むことが大事。監督に求められていることは理解しているつもりだし、そういうのを出していけたら」と話した。チームはACL1次リーグとリーグ戦を平行して戦う約3週間の過密日程を終えたばかり。疲労の蓄積も心配されるが「代表では関係ない」とキッパリ。「与えられたチャンスをものにしたいし、むこうで回復できるようにうまく調整したい」と決意をにじませた。