日本代表MF山口蛍(27=セレッソ大阪)が攻撃面でもアピールする。

 国際親善試合マリ戦を翌日に控えた22日、試合会場のスタッド・モーリス・デュフランで冒頭15分を公開した公式練習を行った。山口は「(守備的な役割を求められるC大阪とは)代表は役割も求められることも違う。自分なりにどうすればいいか考えているところ」と、試行錯誤しながら攻撃にも関わっていく姿勢を見せた。

 4年前にW杯ブラジル大会にも出場。今回はチームをけん引する立場として責任感もある。リオ五輪世代のMF大島や井手口ら若手のボランチも台頭し始め競争も激化してきた。「もっとやらないといけないな、と思う。やるべきことを精いっぱいやる。やり切ったと思えればいい」。中堅として若手の突き上げを受け入れつつ、自身もさらなる飛躍を誓った。