ベルギー遠征中の日本代表DF昌子源(25=鹿島)が、組織的な守備の重要性を説いた。

 国際親善試合マリ戦を翌日に控えた22日、試合会場のスタッド・モーリス・デュフランで冒頭15分を公開した公式練習を実施。

 昨年11月の欧州遠征では強豪のブラジルやベルギーに完敗し「個の差があった」と分析した。その上で「個で勝てないところはチームで修正していかないといけない」と指摘した。

 攻撃面では「セットプレーが大事」とキッパリ。「CKやFK、直接FKもなかなか決まっていない」。直接FKとなると4年半前13年9月のグアテマラ戦でG大阪のMF遠藤保仁が決めたのが最後。昌子自身もセットプレーから得点を狙っていく。