日本代表のジャッキー・ボヌベー前コーチ(56)が23日、都内の日本サッカー協会を訪れた。

 バヒド・ハリルホジッチ前監督(65)とともに7日に契約解除された後、残務処理のため再来日。この日までに田嶋会長と会ったことを明かし「会長には選んでいただき、任務を与えていただいたことを感謝しました。代表チームのアシスタントコーチという役割は光栄。本当に日本という国も大好きになりました」と就任からの3年間を振り返った。

 W杯2カ月前というタイミングで指揮官の電撃解任に巻き込まれ「もちろん一緒にW杯に行けなかったことは、すごく残念」。寂しそうな表情を見せながら、すぐ笑顔をつくり「日本の選手と仕事することは楽しくて、素晴らしい態度で接してくれました。これからのキャリアで、彼らと過ごした日々と同じくらい快適なことはあるのだろうか。そう思うくらいでした」とイレブンに感謝した。

 今後は未定だが「W杯はビッグサポーターの1人として応援する。もしかしたらフランスのテレビで解説することもあるかもしれない」とエール。「チャンスがあれば、また日本で。クラブでも可能性があれば」とウインクし、アピールすることも忘れなかった。