日本代表MF長谷部誠(34=フランクフルト)が22日、ドイツから羽田空港へ帰国した。

 ハリルホジッチ前監督にかわって指揮をとる西野朗監督からも、主将を希望されている長谷部。監督交代後、まだ直接の会話はしていないといい「(合宿に)いってみてどういう話になるか」と話すにとどめた。本大会までも「本当に時間がない、とは思わない。コミュニケーションが大事になる」と力強く話した。

 代表という集団は「まとまることはそんなに大変ではない」と話す。普段から活動する時間は短く、各自が短期間でチームとしてまとまるノウハウを持っている。「あとは監督がやりたいことを明確にして、それを選手が自覚を持って理解すること」と話した。

 ワールドカップ(W杯)の前に、最後のメンバー23人を決めるガーナ戦を30日に控えている。長谷部は「毎日の練習からサバイバルは始まっている」と表情を引き締めた。