サッカー日本代表は23日、千葉県内で30日の国際親善試合ガーナ戦(日産ス)とワールドカップ・ロシア大会へ向けて国内合宿3日目をこなした。

 この日から合流したGK東口順昭(32=G大阪)は「自分の出せるものを全て出していきたい。自分の強みをどんどん出していくしかない。それに尽きる」と話した。

 4月21日のC大阪戦でロングボールをクリアしようとした際に味方と激突し、右頬骨(きょうこつ)と右眼窩(がんか)底を骨折した。最悪のタイミングだった。それでも「目指してきた舞台で、タイミング悪い時期にけがしたと思いますけど、体がしっかり回復してくれた」。横浜、浦和戦と、中断前の2試合にフル出場できた。「サポートしてくれた方にほんまに感謝していますし、そういう思いも含めて、もっともっとぶつけていかなアカンなという思いは強くなりました」と感謝の思いを強調した。

 GKへの体制には、新しく下田崇コーチが加わった。「現役のときも見ていますし、偉大なGK。いろんなプレーをもっともっと聞いていきたいです。ここからちょっとずつコミュニケーションを取って、いろんなものを吸収していければ」。今後はいつフェースガードを外すか、そのタイミングを考えながら、練習をこなしていく。