30日の親善試合・ガーナ戦に臨む日本代表に選出されたMF青山敏弘(32=サンフレッェ広島)が、右膝を痛め、W杯ロシア大会の道が絶たれた。青山は20日のセレッソ大阪戦で負傷。この日、日本代表合宿の集合で宿舎に現れ、代表チームのメディカルチェックを受け、その後千葉県内の病院に向かい検査を受けた。プレーが困難との診断で、関係者は「ロシア大会の出場は無理」と明言した。青山はこの日に広島に戻る予定だ。青山は「しばらく代表を離れていて、今回、本番直前のこのタイミングでチャンスをもらえた中、チームにも入れずにけがで断念することになり非常に残念です。チームのみんなには、日本のために頑張って欲しいですし、僕も一日本人サッカー選手として日本代表を応援します」とコメントを発表した。

 20日の名古屋戦で脳振とうと頸椎(けいつい)捻挫のけがを負ったGK中村航輔(23=柏レイソル)は練習場に姿を見せ、軽めのランニングを行った。右太もも前を打撲したMF乾貴士(29=エイバル)も別メニュー調整した。