ワールドカップ(W杯)ロシア大会に向けた親善試合・ガーナ戦の日本代表合宿が24日、関東近郊で行われた。17日の練習で右太もも前部分を打撲したMF乾貴士(29=エイバル)は、スパイクをはきボールを使った練習を再開。別メニューながら、前日23日のジョギングだけの練習から前進した。

 乾は「少しずつ良くなっています」と話し、全体練習合流のめどについて「できるだけ早くとは思っている。ただ、繰り返すのはよくないのでまずは治すことを考えたい」と慎重だった。

 また、この日は同じスペイン1部で対戦したバルセロナMFイニエスタの神戸加入が発表された。乾は「素晴らしいことだと思う。よく日本を選んでくれたなと。対戦もしましたけど、本当に世界レベルのトッププレーヤー。日本人が見習うべきことがいっぱいある。人間性も含めすごいプレーヤーが来たなと。ぜひ、チームメートになる神戸の選手、対戦する日本の選手にいいところをみて見習ってほしいなという思いがある。うらやましいなと。できればバルセロナとの対戦でやりたかった。そこは残念ですけど日本にとってはいいこと」と話した。