サッカー日本代表に全選手が出そろった。千葉県内で25日、30日の国際親善試合ガーナ戦(日産ス)とワールドカップ・ロシア大会へ向けて国内合宿5日目をこなし、GK川島永嗣(メッス)DF酒井宏樹(マルセイユ)長友佑都(ガラタサライ)MF長谷部誠(フランクフルト)の4人が新たに合流。けがで離脱したMF青山敏弘(広島)を除く26人が集結した。

 長友は、ランニングで一緒に初合流した長谷部、酒井宏を置き去りにするほど状態の良さを見せた。「このW杯は必ず成功させたいという今まで以上の思いがある」と強調。その上で「正直、確率的に勝つのは難しいと感じている。ただ可能性はゼロではない。ある限りは全てを懸けてやりたい。それは準備や雰囲気づくりから決まってくる。しっかりコミュニケーションを取りたい」と訴えた。