日本代表が、ワールドカップ初戦のコロンビア戦の前半6分、MF香川真司(29=ドルトムント)がPKを決め、先制した。

 日本は前半2分40秒過ぎ、後方からのボールに反応したFW大迫勇也(28=ブレーメン)がシュート。コロンビアGKオスピナが弾いたこぼれ球を、香川がシュートすると、C・サンチェスの手に当たり、1発レッドを誘うとともにPKを獲得。そのPKを、香川が落ち着いて中央に決めた。香川はコーナー方向に滑り込み、胸をたたいてアピールした。

 2014年6月24日のブラジル大会1次リーグで1-4と大敗し、1次リーグ敗退を喫した因縁の相手から、幸先よく先制した。