ワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本を16強に導き、今月末に退任する日本代表の西野朗監督(63)が19日、東京・JFAハウスで取材に応じ、26日にも誕生する新生日本代表に向け「もうベスト8というものを明確に目標持って入っていけるサッカー界、代表チームだと思うので」と22年W杯カタール大会での8強入りを託した。

 西野監督は今後について「基本、現場人であるところはありますけど、今はちょっと…。また燃やせるものを探したいなと」と複雑な胸の内をのぞかせた。18日には田嶋会長が報道陣に「(今後も協会の中で)いろいろ関わってもらえれば」と話し、間接的にラブコールを送られている。これを伝え聞き「ありがたいこと」としたが実際のポストなどのオファーは「いや、はっきりは申し受けてないです」とした。