ワールドカップ・ロシア大会の日本代表MF香川真司(29=ドルトムント)が19日、都内でスイスの時計メーカー、タグ・ホイヤーのイベントに出演し、コロンビア戦でのPKの秘話を明かした。

 1年ほどPKの練習を重ね、試合前に「もしかしてあるかも」と予感を抱いていたという。「相手GKの動きの分析もしていて、タイミング外す練習はしてきた」と明かし「(アジア杯で)PKで弱いとかずっと言われ続けてきた。ここは決めてピッチで証明しないとと。ただ集中して蹴りました」と振り返った。

 ベルギーに惜敗し「個人として攻撃エリアでいかに勝負できるか」と、新たな課題も見つかった。MF乾の2得点に刺激を受け「乾がストロングとしてやり続けてきたからこそ生まれたゴール。あらためて自分に集中してレベルアップできれば」と、今後を見据えた。