女子U-20日本代表のヤングなでしこがドイツを3-1で下し、2大会連続の4強進出を決めた。準決勝ではオランダを2-1で下したイングランドと初の決勝進出を懸けて対戦する。

 前半は0-0で折り返したが、後半14分、MF宮沢ひなた(日テレ)の右サイドからのロングパスが中央を抜けたところをMF遠藤純(JFAアカデミー福島)が拾い、チェックにきた相手DFを見事な切り返しでかわし、ペナルティーエリア左から右足シュートを決めて先制点を奪った。同25分にはFW宝田沙織(C大阪堺)のスルーパスに抜け出したFW植木理子(日テレ)が相手GKの足に当たりながらも右足でねじ込んでリードを広げ、さらに同28分、DF北村菜々美(C大阪堺)の左クロスに宝田が右足を合わせて3点目。同37分に1点を返されたが2点差を守って逃げきった。