FW南野拓実(23=ザルツブルク)が、日本代表初ゴールを挙げた国際親善試合コスタリカ戦(パナスタ)から一夜明けた12日、大阪国際(伊丹)空港から羽田空港を経由しオーストリアに向けて出発した。

3-0での勝利に貢献し、新エース候補として名乗りを上げた南野は「今回結果を残したことは良かったけど、チーム(ザルツブルク)でのアピールが大事になってくると思うので、いい準備して結果を残したい」と、10月の代表戦に向けて一からアピールし直す。

今回はW杯ロシア大会での主力が未招集。攻撃的な位置は南野にとってC大阪時代の先輩、香川や乾らベテランもひしめく。だからこそ「やっぱりロシアに行ったメンバーが、今でも日本を代表する選手ばかりだと思うし、そういう選手を脅かす存在になっていかないといけないというのは自分として感じている。もしそういう(ロシアの)メンバーも次の代表で呼ばれるのであれば、そこで何ができるのかだと思うし、そこ(10月)に選ばれたい」。

森保監督からは「ゴールおめでとうと言ってもらえた」という。まだ国際Aマッチ出場は3試合。慢心はなく、目の前の10月の国際親善試合に向けて所属クラブで再出発する。