森保一監督率いる新生・日本代表で攻撃の核として背番号10を背負うMF中島翔哉(ポルティモネンセ)が21日、ポルトガルに戻る前に、都内で取材に応じた。

16日のキリンチャレンジ杯2018、ウルグアイ戦(埼玉スタジアム)では先発し、攻撃の起点となり、日本をけん引し強豪撃破の立役者の1人になった。

その後、クラブの理解もあり日本で少しだけ家族と過ごし、リフレッシュして旅立った。

10月の2試合について「ホームで勝つことができて、すごく良かった」と振り返った。

森保ジャパン2度目の活動となった今回はW杯ロシア大会の主力も加わり、チームは融合をテーマに、さらにステップアップした感がある。

頼もしい実績あるロシア組について「経験があって素晴らしい選手がたくさんいて、一緒にプレーするのがすごく楽というかやりやすい。それ以外(ワールドカップに)出ていない選手でも、いい選手がたくさんいるので、やっていてすごく楽しくプレーできた」と話した。

ポルティモネンセに戻るが、モットーは何度も口にした「楽しむ」。11月には日本で2試合、その先、来年1月には大事なアジア杯があるが、初招集からの気持ちの変化もふまえ「本当にサッカーを楽しむところが大事だと思っているので、プレー、試合の中で表現できれば」。これまで通り、シンプルにサッカーと向き合うつもりのようだ。