日本代表は13日、大分市で合宿2日目の練習を行った。

MF堂安律(20=フローニンゲン)が13日、リベンジを誓い、ベネズエラに「個人的には負けたくない」と語気を強めた。16日に戦うベネズエラは、昨年6月のU-20W杯決勝トーナメント1回戦で敗れた相手で「U-20W杯で負けた相手(との試合)が続いている。(当時の選手が)何人か出てくるかもしれないし、負けたくない」。10月に戦ったウルグアイにも、同大会1次リーグで敗れていたが、A代表から代表初ゴールを挙げてリベンジに成功していた。

この日は、大分市内の練習に合流し、別メニューで軽めの調整。見学に訪れたサポーターから「堂安選手~」と、黄色い声援も浴びた。注目度も上昇一途。ウルグアイに続きベネズエラにも、2試合連続得点で雪辱を期す思いがある。

準備は整っている。オランダリーグでは2戦連発中と調子は上昇。所属クラブの2連勝にも貢献しており「勝っているし、得点も取れている」と自信を持つ。代表でももちろん目指すところは同じ。「ゴールやアシストは必要。取れなければ自分はここに来る必要はない」。強い覚悟を持ったエース候補は、勝負にこだわり、結果で自身の価値を示す。【小杉舞】