日本代表森保一監督(50)が15日、国際親善試合ベネズエラ戦(16日、大銀ド)に向けて試合会場で公式会見を開いた。

キルギス戦(20日、豊田ス)も含めて来年1月のアジア杯へ向けては今回の2試合が最後の調整。まず臨むベネズエラ戦では「今のところ(10月の)ウルグアイ戦のメンバーをベースに戦っていきたいと思う。今日の練習を見てみて、練習後に変わってくるかもしれないですけど、今のところ」と断言。ウルグアイ戦で躍動したMF南野や堂安、中島の「若手三銃士」や、W杯を経験した主将のDF吉田、FW大迫らを起用すると見られる。

森保監督の代名詞である3バックについても言及。「スタートの時点ではこれまでやってきたことをやっていこうかな、と思う」と、基本的には4バックを採用する。だが「あまり私の中で3バック4バックというところの戦い方の違いとは捉えていない」とし「選手もビルドアップの時とか3バックは自然とやってくれているので、選手が状況みてそういう形(3バック)になればやっていくと考えていきたい」。

会見中には携帯電話の着信音が鳴るハプニングが起こった。森保監督は冗談交じりに「どうぞ」と会場を沸かせ「ちょっと質問が飛びそうになりました(笑い)」とちゃめっ気たっぷり。ベネズエラ戦に向けて「個の良さを出すところ、チームとして攻撃を上げていく両方の部分をさらに積み上げられるように選手にはトライしていって欲しい」と要求した。