日本サッカー協会(JFA)の技術委員会が10日、東京・JFAハウスで行われた。関塚隆技術委員長(58)は、A代表以下の各カテゴリーにまたがるGKコーチとして、今季限りで現役引退したサッカー元日本代表GK川口能活(43)にオファーを出したことを認めた。

関塚技術委員長は「指導者としての経験値を上げてもらうのがまず第一。まずはコーチとしての我々のプログラムでしっかり指導者として育てていく。そこをやりながら彼の経験、知見を生かしていけるような形はどうかということ」と説明した。指導開始時期については、オファー受諾後に話し合って決定していく模様だ。また、来年に立ち上げ予定のU-18日本代表監督には来年開催のU-20ワールドカップ(W杯)日本代表の影山雅永監督(51)が、同U-15日本代表監督には同U-17W杯日本代表の森山佳郎監督(51)が、それぞれ兼任することが内定した。