日本サッカー協会(JFA)は11日に都内のJFAハウスで会見を開き、各代表チームの2019年のスケジュールを発表した。

A代表は1月のアジア杯(UAE)に加えて6月開幕の南米選手権(ブラジル)に臨むことが決まった。また3月と6月に国際親善試合キリンチャレンジ杯が2試合ずつ入った。3月は日産スタジアム(神奈川)とノエビアスタジアム(神戸)、6月は豊田スタジアム(愛知)と宮城スタジアムで行われる。

前回大会で8強に終わったアジア杯で2年ぶりにアジアのタイトルを奪還することが19年で最大の目標になる。森保一監督(50)の就任からここまで5戦4勝1分けとここまで負けなし。新世代が台頭してウルグアイ代表を破るなど、好スタートを切った。指揮官は「タイトルをとることを目標にして臨みます。融合をさらに進めていけるように、そして結果も出せるようにチーム一丸となって頑張りたい」と、アジア制覇へ意気込みを語った。

招待されていた南米選手権には森保監督が兼任する東京五輪世代のU-21日本代表を派遣することも一時は検討されたが、A代表で臨むことを決めた。指揮官は「アウェーでの貴重な強化、経験の場になる。本気の南米を相手に経験値を高め、さらにチーム力を高めて次に向かっていければと思っている」と話した。

W杯ロシア大会で16強に進出する躍進がハイライトとなった18年。19年9月には早くも22年W杯カタール大会のアジア予選が開催予定で、立ち止まる時間はない。