日本サッカー協会(JFA)は12日、都内で来年1月5日に開幕するアジア杯UAE大会に向けた日本代表のメンバー発表を行った。森保監督体制で主軸のMF堂安律(20=フローニンゲン)は順当に選出された。

堂安は9月の国際親善試合コスタリカ戦で代表デビュー。森保ジャパン全5試合に出場し、10月のウルグアイ戦で代表初ゴールを挙げた。昨年6月にG大阪からオランダ1部フローニンゲンに移籍。昨季はリーグ戦9得点で着実に成長を遂げた20歳が、日本代表として初めての国際大会に臨む。

目指してきた大会だ。今年のW杯ロシア大会ではメンバー外。すぐに切り替えて、半年後のアジア杯を目標にした。

「W杯(ロシア大会)に出られなかったので、反骨心に変えてやらないといけないと思ってやってきた。次の目標にすぐ切り替えたし、それは(19年1月の)アジア杯。それまでに(代表に)呼ばれる、という道筋はすぐに立てられた」

短期的な目標を着実にこなしていくタイプ。W杯で招集外となった悔しさは確かに晴らした。ただ勝負はここから。森保ジャパンの主軸として力が試されるアジア杯に堂安が挑戦する。