サッカー日本代表の森保一監督(50)が今後もベストメンバーの招集を目指す。

FW大迫勇也がアジア杯後に背中の痛みを訴えてプレーできなくなったことを受け、大迫の所属先のブレーメンが12日に6月開幕の南米選手権(ブラジル)に派遣しないと発表。森保監督は15日、「ブレーメンでプレーできなくなったことは非常に残念」と話した上で「すべての選手を見たうえで、必要であれば招集させていただきたい」と、大迫も選考のテーブルに乗せる考えを示した。

来週出発する2度目の欧州視察でブレーメン訪問の予定はないが、3月の親善試合や南米選手権に向け、約2週間で選手の状態確認だけでなく、各クラブとの関係強化も図る。この日に行われたJOCナショナルコーチ標記プログラムでは、監督を兼任する東京五輪の野球で指揮を執る稲葉監督とも言葉を交わした。「自国開催の東京五輪で金メダルを取るために最強のチームをつくるのを常に描きながらチーム作りを考えていきたい」と力を込めた。