日本代表の森保一監督(51)が批判を前向きに受け止めた。E-1選手権で韓国に敗れてから一夜明けた19日、森保監督は韓国から帰国後、休む間もなく大学選手権の準決勝を視察した。

韓国戦後の会見で球際の弱さなど厳しい質問が飛んだことを問われると「うれしいなと思いました」とし「現場だけでなく、メディアの皆さん、応援してくださる皆さんも勝ちたいと臨んでくださってることを感じさせてもらえた」と理由を述べた。

E-1選手権で準優勝に終わり、世論は批判の声が増しているが「結果がすべての世界で当然のこと。常に覚悟はしている」と受け止め「過去のことを次に生かしていければと考えてやっていきたい」と気丈に答えた。

24日からはU-22日本代表の合宿が長崎で始まる。A代表と東京五輪世代の指揮を兼任したこの1年を「結果には満足できていませんが、たくさん代表活動ができて充実した1年だった」と総括した。