国際サッカー連盟(FIFA)は20日、東京都内で理事会を開き、日本が招致を検討中のW杯2018年大会と、22年大会の開催地を同時に決定することを承認した。来年12月に立候補の申請を締め切り、11年12月に開催地を決める。

 日本は東京が立候補している16年夏季五輪の開催地が来年10月に決まるため、W杯招致に乗り出すかどうかは東京の結果を受けて検討する。

 記者会見したFIFAのブラッター会長は、W杯開催に関心を示している国・地域として日本、オーストラリア、中国、イングランド、スペインなどを挙げた。

 10年に南アフリカ大会があるアフリカ大陸からは18年大会に立候補できず、14年ブラジル大会のある南米大陸からは両大会とも招致できない。