日本サッカー協会が20歳以下の選手に経験を積ませるために開催する「U-20ジャパンズエイト」の予選リーグが25日、静岡・御殿場市で行われた。各クラブなどで出場機会の少ない選手約60人を6チームに分け、U-18代表候補の2チームと計8チームが8人制サッカーで対戦。各クラブの強化担当者らも来場し、若手のプレーを熱心に見守った。

 発案者でもある小野剛・育成担当技術委員長は「選手たちは高い意識を持ってプレーしている。8人制はゴール前の攻防が多く、常に全力でプレーすることが求められる」と手応えを口にし「今後も毎年1、2回はこういう機会を設けていきたい」と、12月のJリーグ終了後にも同様の大会を行う計画を明かした。

 また、原博実・強化担当技術委員長も「選手の新たな長所を発見する場にもなる。海外遠征なども含めて、この世代の強化を積極的に進めたい」と話した。大会は26日に順位決定戦と表彰式が行われる。