日本サッカー協会は2日、U-18(18歳以下)日本代表MF原口元気のチームへの早期復帰を求めた浦和の要望を却下した。原口は1日、仙台杯国際ユース(5~13日)に選出されており、浦和は同日、原口をJリーグ山形戦(13日、埼玉)に出場させるため、チームへの早期復帰を求める文書を日本協会に提出した。しかし原口は同代表にとっても欠かせない戦力で、日本協会は浦和の要望に応じないことを決め、2日に口答と文書で伝えた。渡辺真人代表チーム部長は「他のクラブからも『平等に』という言葉をいただいているし、ケガなどがない限り、浦和の要望を受け入れることは難しい」と話した。日本協会の返答を受けた浦和は、3日にフィンケ監督と幹部が協議する予定だ。