<東アジア選手権(女子):日本2-1韓国>◇13日◇東京・味の素スタジアム

 日本女子代表を東アジア選手権連覇に導いたMF沢穂希(31)が、大会MVPを獲得した。ゴールこそなかったものの、ボランチとして攻守に圧倒的な存在感を披露。若手の台頭するチームを、精神的にも引っ張った。それでも、前回に続く2大会連続MVPに「みんなのおかげ。みんなのMVP」と、謙虚に話した。

 この日は、試合前に代表通算150試合出場の表彰も受けた。93年に15歳でデビューして以来から積み上げた大記録で、男子日本代表の最多記録を持つ井原正巳の122試合を大きく上回る。「あっという間だった。犬飼会長からは200試合を目指せと言われたけれど、数字はこだわらずに1試合1試合頑張っていきたい」と話していた。