J2富山のMF平出涼(19)が「ビジュアル」を武器に、U-22(22歳以下)日本代表にうまく溶け込んだ。16日から愛知・豊田市内で行っていた代表合宿に初めて参加。最終日の18日はJ2岐阜との練習試合に後半から出場し、ボランチとして2-0の勝利に貢献した。

 今季、東京から富山へ期限付き移籍。開幕の横浜FC戦でJリーグ初出場を果たすと、これまで6試合中5試合にフル出場するなど、進境著しい。「同世代なので、入りやすかった。徐々に慣れてきました」と笑みを浮かべた。

 その笑顔は、お笑いコンビ「麒麟」の田村裕に似ていると評判だった。チームメートには「リョウと呼ばれてます」と言うが、「麒麟…に似てるね、って言われまくりでした」と、愛嬌(あいきょう)ある顔で恥ずかしそうに明かしていた。