サッカー女子ワールドカップ(W杯)決勝戦でMVPに輝いたなでしこジャパンのGK海堀あゆみ(24)が28日、京都府庁と長岡京市役所を表敬訪問し、府と市のスポーツ賞が贈られた。

 海堀の出身地、京都府長岡京市の市役所駐車場にはステージが設けられ、集まった約500人からは「お帰りなさい」「おめでとう」と祝福の声が飛んだ。

 市は今回新設した市スポーツ賞の市民栄誉賞を授与。海堀選手は、記念品として贈られたナデシコの花が描かれた着物を着て、笑顔で手を振って大歓声に応えていた。

 海堀は「サッカーを始めた京都は初心に帰れる場所。応援をもらい、感謝の気持ちでいっぱい」と話していた。