<国際親善試合・キリンチャレンジ杯:日本1-1ベネズエラ>◇15日◇札幌ドーム

 日本が先制した。前半15分、DF駒野が右サイドをドリブル突破し、ゴール前へ低いクロスを入れた。走り込んだボランチのMF遠藤が、右足シュート。代表通算10得点目となる先制弾を決めた。その後もベネズエラに危ない場面を作らせず、日本が主導権を握った。同33分には、FW香川からのパスを受けたFW岡崎が左足でシュートを打つが、ゴール右に外れた。前半は、日本の1点リードで折り返した。

 後半からDF伊野波に代わり、DF水本がセンターバックに入った。同17分、ベネズエラのFWフェドルに失点を許し、同点に追いつかれた。同19分には、FW香川の縦パスに反応したMF本田の強烈なシュートは、相手GKが弾いた。同24分には、DF長友のクロスにFW香川が頭で合わせるが、GKがキャッチ。同28分には、MF中村、MF藤本が投入され、本田がワントップに入った。同30分には、香川のシュートはバーを直撃。その後もチャンスを決めきれず、1-1の引き分けに終わった。