今回の日本代表の活動期間は5月末から約1カ月間にわたる。ザッケローニ監督はW杯の前哨戦となるコンフェデレーションズカップより、まずはW杯出場が懸かるオーストラリア戦に最大限の集中力で臨む姿勢を鮮明にした。

 残る最終予選の2試合で勝ち点1を奪えば本大会出場が決まる。仮に2連敗しても得失点差などで優位に立つ。それでも同監督は「世間は、ほぼ出場が確定しているような雰囲気だが、そんなことはない。選手には高い集中力が大事だと言い聞かせたい」と楽観ムードにくぎを刺した。

 オーストラリアは身体能力の強さを前面に出すスタイルで、激しい試合が予想される。指揮官は「守備ではボールを持っている相手にすぐに寄せ、攻撃では足元ではなく、スピードに乗りながらパスをつながないといけない」と積極的なプレーを求めた。

 敗れた3月のヨルダン戦で不在だった本田と長友が戻った。ザッケローニ監督は「本田は6月4日には間に合う。長友の復帰もいいニュースだ」と歓迎した。主力選手の体調面や合流時期の問題から普段より多めの26人を選出し、初めてホームでW杯出場が決まる一戦へ万全を期した。