25日に東アジア杯第2戦・北朝鮮戦を控えるなでしこジャパンは24日、韓国・坡州(パジュ)のナショナルフットボールセンターで練習を行った。約15分1本の紅白戦を行い、レギュラー組のサイドバック(SB)には左に上尾野辺めぐみ(27)、右に山崎円美(23)の“新潟コンビ”が入った。

 初戦の中国戦では右SBで有吉佐織(25=日テレ)が先発したが、右太もも裏を痛めて交代。現在は別メニューとなっている。中国戦の左SB宇津木瑠美(24=モンペリエ)は攻め上がりの数が少なかったため、第2戦へ向けて上尾野辺を試した。

 佐々木則夫監督(55)は「山崎はクロスボールがある。あとは上尾野辺か宇津木か。2人は中盤の選手なので細かいところを見る。もっと遠いところを見ることができれば」と話した。