なでしこジャパンの佐々木則夫監督(55)が25日、記者会見に臨み、ナイジェリアの潜在能力への警戒心をあらわにした。

 22日に続き、26日に親善試合で戦う相手について「ボールの動かし方の質が上がった。今まではもう少し早めに縦にパスを入れたり、前線の大柄な選手にロングボールを当ててきたりしていた。だが細かくつなぐことで、質の高いサッカーを求めている。一回りも二回りも大きくなるチーム」と話した。

 長崎での第1戦は前、後半に1点ずつ奪い、2-0で快勝した。今回は大幅に選手を入れ替えて、初選出の6人を含むメンバーで臨む。「昨日、今日と集中して気持ちの乗ったプレーを見せてくれた。来年、再来年につながる試合にしたい」と意気込んでいた。