日本サッカー協会は7日、今月中旬の日本代表の欧州遠征メンバー23人を発表した。FW香川真司(マンチェスターU)、MF本田圭佑(CSKAモスクワ)、DF長友佑都(インテルミラノ)ら常連組に加え、FW大迫勇也(鹿島)、MF高橋秀人(東京)が復帰を果たした。

 10月の東欧遠征は消化不良の内容で終わっただけに、ザッケローニ監督(60)は「10月の2試合は有効利用できなかった思いが強い。この2試合についてはフレンドリーマッチと呼ばれているが、個人的にはテストマッチという言葉がふさわしいと思う。さまざまな国に自分たちのスピード、プレーの精度が通用するかどうかを分かりにいくためにテストマッチはある。10月の2試合は攻撃のパートで少し不満が残った。守備はまあまあよくできたと思っている。攻撃でインテンシティーやプレーの精度が足りなかったと思う」と話していた。